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商業施設 人工大理石を間違えて切断

【不具合状況】:切断間違い

洗面台ですが、天板に使用する人工大理石の切断を間違えて切り過ぎてしまったそうで、この寸法で取り寄せるには、日にちが必要らしく引き渡しまでに間に合わない、何とか直せないものかと言うご依頼です。 しかも、切断部分は処分したとのこと。止むを得ず、別の現場に似たような端材があったので、それを代用して接合します。

●間違えて切断してしまった部分に補強材を入れる。
●端材を切断した形状に加工。
●接合する位置を決めたら固定し、隙間に色を合わせて調合した特殊な樹脂を流し込んで硬化させます。

●樹脂が硬化したら、削り出して下地処理をする。
筆を使い石目柄を描き込み周囲と馴染ませたら樹脂を重ねて表面を保護する。

最終仕上げに、艶と手触りを整えたら完成です。かなりの時間が掛かりましたが、良い仕上がりになったと思います。
大きめの洗面ボウルが入るそうなので、これなら奥の方はまったく目立たないとのこと。
現場担当者様も喜んでおられました。

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