繋ぎ目を目立たなくして欲しいと言うご依頼。
【問題点は３つ】
●継ぎ目に段差がある ●映り込むほどの光沢 ●オープン準備で人の出入りが非常に多い

施工に際し、 削ったり、塗装したりするので周囲を汚さないために広い範囲の養生が必要になります。

●段差の高い部分を彫刻刀で彫り下げ、そこに樹脂を埋めて削り込み違和感の無いよう表面を作ります。
●表面に樹脂を重ねて強度を持たせ、筆を使い色合わせと木目を描き込んで光沢と手触りを整えれば完成です。

●限られた時間の中で、どれだけ目立たなく仕上げるかになります。
施工範囲を広げると、それだけ時間も必要となってきますので必要最小限の削り込みに抑える。
●真っ平らではないので施工部分が見る方向や角度により黒っぽく見えたりします。
これを方向変色と言い、馴染ませるのが難しいものです。
色合いと木目の描き込みは、各方向からの見え方を確認してバランスの良いところで納める。
●映り込むほどの光沢ですが、ホコリが付くと目立つので塗装の際は非常に気を遣います。
ボカシ塗装と磨き込みで整える。　何とか見劣りしない光沢を再現することが出来ました。
●養生を撤去し最終確認。　オーナー様へメンテナンスについてのお話をして終了としました。